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女性の体のしくみ <妊娠・避妊>

避妊

一般的な避妊方法


<コンドーム> <オギノ式・基礎体温表>  <経口避妊薬(ピル)>
<殺精子剤> <パイプカット> <卵管結紮>




<コンドーム>
コンドームを用いた避妊は、比較的安全で、それでいて便利で早い方法です。コンドームは副作用が少なく、正しく使えば避妊ができるばかりでなく、性交による女性の子宮頸癌も防止してもくれ、エイズなどの性行為感染症の予防もしてくれます。

コンドームは繰り返して使用できません。自分とパートナーの安全と健康のためにも、繰り返し使うなどということがないようにして下さい。
コンドームは、途中でとれたり、破れたり、きちんと使用しなかったりすると、その事が原因で避妊に失敗することがあります。慎重に使用する必要があります。

他の避妊方法と併用することで、避妊効果が高くなり、また性感染症の予防もできるため、かなり有効な手段です。



<オギノ式・基礎体温表>
基礎体温を測って記録したり、専用のカレンダーを使うなどして、妊娠しやすい期間(排卵期)を算出する方法です。
オギノ式は、全ての避妊方法の中で最も簡単な方法ですが、逆に最も危険な方法でもあり、避妊効果はその他の避妊方法ほど効果的ではありません。
一般的に他の避妊方法と併用されます。



<経口避妊薬(ピル)>
経口避妊薬(ピル)は、全ての避妊方式の中で成功率がもっとも高く、失敗率はわずか1%です。その失敗例は、服用を忘れたり、服用法を間違えたり、薬自体の副作用などが原因です。
現在では世界中の女性がこの方法で避妊をしています。

経口避妊薬(ピル)の主要成分は、女性ホルモンと黄体ホルモンです。
この女性ホルモンを内服することで、脳に現在妊娠中であると錯覚を起こさせ、卵巣に成熟した卵子を作らせないようにすることによって、排卵作用を抑制させ、避妊効果を起こしています。

現在の経口避妊薬の種類は、大きく分けて単相型と多相混合型の2種類があります。 病院で処方される薬ですので、処方の際にお医者さんとよく相談して、自分に合うピルを処方してもらいましょう。
(1ヶ月のピル代は3000円程度です)

※ ピルは、毎日内服することが重要で、2日以上服用を忘れた時は妊娠のする確率が高くなります。



<ペッサリー>
ペッサリーは、プラスチック製の薄い膜状の物で、子宮頸口の上方にフタをし、子宮内への精子の進入を防ぐというものです。
医者に子宮口の大きさを測ってもらい、そして自分に合ったペッサリーを選んで使用することになりますが、この種の装置はとても不便です。また、ペッサリーは失敗率がかなり高いので、使用している女性は少ないようです。



<子宮内避妊用具>
IUDといわれます。この避妊具は、女性の子宮内にとりつけられます。自分で避妊具をとりつけるのことはできず、産婦人科の医師の検査を受けたのちに、子宮の適当な位置にとりつけてもらいます。
これは、生理の原則を用いた避妊方法です。
避妊具の形状は数多く、材質はほとんどが柔らかいプラスチックや、銅のリングのものとなっています。

新しい避妊具を1つとりつければ5年は使用可能です。その後は定期的に検査を受ければよく、かなり経済的な避妊方法です。そのため避妊具は性関係が単純な人や既婚者が使用するのが適当であり、きちんと使用すれば避妊成功率は99.4%にものぼります。



<殺精子剤>
殺精子剤とは、女性の膣内に挿入し、精子を殺してしまうものです。
殺精子剤には、錠剤・ゼリー・フィルムタイプがあります。ペニス挿入の少し前に精子剤を膣の中に入れておいて、射精時に膣内に入ってきた精子を殺す避妊方法です。

便利で早いことが長所ですが、その失敗率は相当高くなっています。
その原因としては、性行為の時間が長くなると殺精子剤の効果が消えてしまうこと、薬が正しい位置に挿入されなかったりすることが挙げられます。
殺精子剤を単独で使うと避妊効果が低いので、コンドームと併用すると避妊効果が更に高くなります。
挿入中にコンドームがやぶれてしまったとしても、殺精子剤をつかってた事によって避妊できます。
併用をお勧め致します。



<パイプカット>
パイプカットは男性側の永久避妊手術のことで、医学用語で「精管結紮術」といいます。
精子の通り道である精管を切断し、断端を糸で結紮する方法で、通常、局所麻酔下に30分程度で行える外来手術です。
手術の直後は、精子が精のう腺という所に残っているため、10回ぐらいは避妊が必要です。



<卵管結紮>
卵管結紮とは、卵管を縛って卵子が子宮へ通過することを止める不妊手術です。
産後1〜3日目に行います。
お臍の少〜し下の部分を2〜3cm切り、卵管を結紮します。産後早めに行えば子宮がまだ完全に戻っていないので、卵管を容易に取り出せ、手術時間も短時間で終わります。お腹の傷もほとんど目立たなく安全に行えます。

欠点は一度縛ってしまったら、二度と元には戻らないということです。
稀に手術を行ってから、子供が急に欲しくなって元に戻して欲しいという方が病院を訪れるそうですが、そんな時は卵管形成術といって顕微鏡下で行う手術を行います。
しかし成功例は少ないそうですので、卵管結紮を行う時は、慎重に考えなければいけません。














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